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武士の一分

山田洋次監督の時代劇三部作ファイナル
とのことで少々期待して観に行きました。

まず、目立ったのは壇れいの演技ですね。
私自身、壇れいの芝居を観るのは初めてでしたが、
台詞に出ない心理描写を地味に心地よく演じていました。
やはり、宝塚出身の方は芝居が上手いっす。
それと壇れいの顔立ちが東映の名作
「唐獅子牡丹」の藤純子と似ており
壇れいの「唐獅子牡丹」も観てみたいなぁと
思いました(^-^;

それと脇で目立ったのは緒方拳、さすがですなぁ
桃井かおりは少しくどさが出ておりました(^-^;

さて、主演の木村拓也、演技は決して
上手くはありませんが、今回の作品は
芝居を壊すほど下手でもありませんでした。
ただ、大スターオーラと男前すぎる顔立ちが
前面に出てしまう為、芝居が下手って評価に
なっちゃうんでしょうね。
これは美しすぎる容姿が災いしてる感じがします。
個人的にはオダギリジョーがはまる役じゃないかと
思いました。

ストーリーは単純明快で、夫婦愛をベースに
盲目となった主人公の生き方(精神的変化)を
素直にトレースしています。
ただ、少々予測できる展開が続きますので
意外性やドラマティックな構成をお望みの方には
単純すぎるストーリーかもしれません。

また、私がこの映画で一番気になった点(マイナス要素)は、
CGの稚拙さです(やぶ蚊、ホタル、アゲハチョウ)
山田洋次監督はこの映画でとことんリアリティを追求し
時代考証や料理にまで、すごく力を入れられたと
聞いていたのに、あの陳腐なCGにはホトホト
興ざめしてしまいました(映画をつぶしてます)
もし、監督がその手のものに詳しくないのなら
周りのスタッフがもっと良い仕事に拘るべきです。

また、武道の経験がある人だけが気になる点かもしれませんが
殺陣についても少々気にあるところがありました。
木村の殺陣は剣道の経験者だけあって
実戦的で評価できると思いましたが、坂東三津五郎の
殺陣は歌舞伎の殺陣で、武道の殺陣ではありません。
ましてや、絶対に新陰流の太刀筋でもありません。
このへんは、山田監督でも指示しにくいのかなぁと…
(リアリズムはとことん拘ると聞いていたもので)

ストーリーの中で何度も出てくる「武士の一分」という台詞
これがこの映画で伝えたい中核なのであれば
絞りに絞って、一度だけさらりと使ってほしかったのは
私だけなのでしょうか?

期待が大きすぎたのか、けっして悪い作品では
ありませんが、私的採点では55/100点の作品でした。
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(非公開コメント受付中)

プロフィール

kawauso

Author:kawauso
内緒にしていましたが、
座右の銘は「凛として」
いつまでも大人気ない
大人でいたい52歳♪
出来れば背中に「鼠命」と
Tattooを入れたいくらい
ねずみ好きっす!

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